大阪大学大学院人文学研究科附属ふく言語・ふく文化共存社会研究センター

大阪大学大学院人文学研究科附属 複言語・複文化共存社会研究センター

お知らせ

「特別講演 Unlocking Potential: Learning Languages and Content through Pedagogical Translanguaging(可能性の鍵を開ける:教授的トランスランゲージングを通じて言語と内容を学ぶ)」を開催しました。

2025.5.21 全ての方

2025年5月16日(金)13:30~15:00、箕面キャンパスにて、「特別講演 Unlocking Potential: Learning Languages and Content through Pedagogical Translanguaging(可能性の鍵を開ける:教授的トランスランゲージングを通じて言語と内容を学ぶ)」を開催しました。本講演は、大阪大学大学院人文学研究科附属複言語・複文化共存社会研究センター(DERC)が主催し、母語・継承語・バイリンガル(MHB)教育学会および日本ロシア語教育学会との共催によって実施されました。

当日は、欧米のバイリンガル・多言語教育研究を牽引してきたバスク大学のJasone Cenoz教授とDurk Gorter教授をお招きし、複数言語環境で育つ子どもたちが豊かな言語レパートリーを活用して、言語と教科内容をいかに統合的に学習できるかについて、理論と実践の両面からお話しいただきました。

本講演会には、学内外から教育・言語教育・多文化共生に関心を寄せる教員や大学院生、学部生等約70名が参加し、質疑応答の時間や講演会後、教授的トランスランゲージングの概念やその教育実践への応用可能性について活発な議論が交わされました。