８月７日（木）12時30分～14時、大阪大学箕面キャンパスにて、今年度二回目となるメディエーター登録説明会を開催しました。

当日は現役学生や卒業生を含む15名の参加者を対象に、日本における外国にルーツを持つ子どもたちの現状や背景、阪大ふくふくセンターのポリシーや、具体的なメディエーターの募集内容・登録方法などについての説明を行いました。

　当センターでは、メディエーター登録を希望する皆さんに、外国にルーツを持つ子どもたちと保護者が直面する困難について学んでもらい、活動に対する理解を深めてもらうことを大切にしています。また、現場におけるメディエーターの多様な役割や、子どもたちと向き合う姿勢に具体的なイメージを持ってもらえるよう、先輩メディエーターからも自身の経験について共有してもらっています。

　今回の説明会では、子どもたちに読み聞かせの活動をしているメディエーターと、トルコにルーツを持つ子どもと一緒にトルコの言語や文化を学ぶ活動をしているメディエーターから、子どもの想いや興味を尊重することの大切さ、言語の壁を越えて関係性を築くことの喜びが語られました。子どもの成長を第一に考えている先輩メディエーターの姿は、登録を検討している皆さんの心に響いたのではないでしょうか。

　登録会では、「私にもできるのかな？」「こんな時どうしたら？」といった参加者の不安や疑問を解消するための質疑応答の時間も設けています。また、活動開始後も、困ったことがあれば阪大ふくふくセンターが全力でサポートしていきます。

　活動にハードルを感じている方がいらっしゃいましたら、メディエーターは独りじゃない！ということをお伝えしておきます。ぜひ一緒に活動しながら、子どもたちと共に成長していきましょう！