2024年5月１日（木）13時～15時 大阪大学箕面キャンパスにて、今年度も「複言語・複文化共存社会研究センター（通称：阪大ふくふくセンター）」の活動の輪が広がるよう、異なる立場にいる人々を仲介する「メディエーター」の登録説明会を開催しました。

当日は現役学生や卒業生を含む55名の参加者を対象に、外国にルーツを持つ子どもたちの現状や背景、ふくふくセンターのポリシーや、具体的なメディエーターの募集内容・登録方法などについての説明を行いました。
　メディエーターとなる第一歩として、説明会では参加者に外国にルーツを持つ子どもたちの現状、ならびに学校生活において子どもが抱えている困難や課題について共有しています。また、活動のイメージが伝わるよう、実際に支援に赴いているメディエーターからも各学校や子どもと関わった経験について発表してもらっています。
　今回の説明会では、ベトナムルーツの子どもと関わるメディエーターが登壇し、学校現場での１日の流れや、活動を通して見られた子どもの変化、課題解決へのアプローチについて語ってくれました。試行錯誤を繰り返し、学校と協同しながら多角的に子どもをサポートしようとする姿勢は、登録を検討している皆さんの心に響いたのではないでしょうか。
登録会では、「私にも出来るのかな？」「こんな時どうしたら？」といった参加者の不安や疑問を解消するための質疑応答の時間も設けています。また、活動開始後も、困ったことがあればふくふくセンターが全力でサポートしていきます。
　活動にハードルを感じている方がいらっしゃいましたら、メディエーターは独りじゃない！ということをお伝えしておきます。ぜひ一緒に活動しながら、子どもたちと共に成長していきましょう！